PETER RABBIT 可愛いエコバッグ りすのナトキンのトートバッグ 帆布バッグ

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2025.06.23

お役立ち情報

りすのナトキンとふくろうのブラウンじいさま|ピータラビットの本に登場するキャラクターたち

(ビアトリクス・ポター作ピーターラビットの本に登場するキャラクターたち)

りすのナトキンとふくろうのブラウンじいさま

 

あかリスのナトキンは、トインクルベリというおにいさんや、大勢のいとこたちと、湖のそばの森に住んでいました。この物語の湖は、作者のビアトリクス・ポターによると、イングランドの北西部、湖水地方のダーウェント湖畔の景色をモチーフにしているそうです。その湖の真ん中に島がありました。そして、その島の中央に、穴の開いた樫の木があり、そこにふくろうのブラウンじいさまが住んでいました。余談ですが、ふくろうの主食は、ネズミやうさぎ、リスなどの哺乳類、昆虫、カエル、トカゲなどの小動物です。

島に木の実が熟する季節になると、ナトキンたち(兄さんやいとこたちも大勢)は、いかだを作って島に渡ります。そして、ナトキン以外のリスたちは、ブラウンじいさまに、「木の実をとらせてください」と贈り物を持参してお願いします。つまり、ふくろうにとってリスはとってもおいしい食べ物ですから。「りすのナトキンのおはなし」では、6日間、リスたちは、木の実をとりに行きます。毎回、ナトキン以外のリスたちは贈り物を献上します。

贈り物は次のようなものです。

1日目 ふとったネズミを3匹

2日目 ふとったもぐらを1匹

3日目 ふとった魚、リス1匹につき1匹ずつ

4日目 ふとったゴミ虫 数匹 (すかんぽの葉で包み、松葉でとめている)

5日目 まるはなばちのみつ

6日目 うみたて卵

他のリスたちは神妙におうかがいをたてているのに、ナトキンは、おかまいなしで、贈り物もせず、ブラウンじいさまに、なぞなぞを言ってからかったり、イラクサでブラウンじいさまのあごをくすぐってちょっかいをだしたりします。

5日目までは、ブラウンじいさまはナトキンのふざけたことを相手もせずに無視していました。しかし、6日目、ナトキンがブラウンじいさまの頭の上にとびかかってちょっかいをしようとした時、ブラウンじいさまはすばやくナトキンを捕まえ、ふところに入れて、家の中に連れて行き、ナトキンのしっぽを持ってぶら下げ、かわを剥ごうとしました。ナトキンは、死にもの狂いで暴れて、しっぽが切れてなんとか逃げ帰りました。だから、ナトキンのしっぽは短いのです。

ナトキンは、おちょけてばかりで、図に乗った行動をしてしまう性分です。集団行動も難しいと思われます。そして、しっぽを失ってからも、この性格は変わらなかったようです。ブラウンじいさまは、「仏の顔も3度まで」と言いますが、堪忍袋が切れたのでしょう。もしくは、次の日からは贈り物が届かないと思って初めから計画的に狙っていたのでしょうか。

一貫して、ブラウンじいさまは、表情がなく、少しこわい存在です。

 

(参考文献)

りすのナトキンのおはなし ビアトリクス・ポター作・絵 いしいももこ訳